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    公开号:WO1991016147A1
    申请号:PCT/JP1991/000566
    申请日:1991-04-25
    公开日:1991-10-31
    发明作者:Seinosuke Horiki；Reiji Makino；Kenji Ikeda
    申请人:Nagoya Oilchemical Co., Ltd.；
    IPC主号:B65G47-00
    专利说明:
    [0001] 明 細 書
    [0002] マ ス キ ン グ方法
    [0003] 産業上の利用分野
    [0004] 本発明は部材の表面の一部をマスキング材で保護して 該部分に表面処理が施されないようにするマスキング方 法に関するものである。
    [0005] 例えば自動車の床裏には防錡防音防振処理を施すため にポリ塩化ビニルゾルゃタールウレタン等の保護塗料が 塗装されている。 このような保護塗料の塗装にあたり、 例えば自動車の床裏に存在する水抜き孔、 ケーブル孔、 ネジ孔、 部材通し孔等の孔部内および孔部周縁に該保護 塗料が付着しないようにするために、 該孔部をマスキン グ材で保護することが行われている。 またブラケッ ト等 の部材を取付ける個所やボス等も保護塗料が付着しない ようにするために、 該部分をマスキング材で保護するこ とが必要である。
    [0006] 上記自動車の床裏塗装にあたっては使用されるマスキ ング材の数は実に 2 0 0個以上にもなる。 このような多 数のマスキング材を自動車製造ラインに支障を生じない ように迅速に所定部分に取付けるには多数の熟練した作 業員が必要になる。
    [0007] 上記マスキング材としては従来粘着テ一プが用いられ て来たが、 粘着テープではその都度所定の大きさ形状に 切取って保護個所に貼着しなければならないし、 厚さが 薄いので塗装後塗膜に埋没してしまって剝離が極めて困 難になる。
    [0008] 従来の技術
    [0009] 従来、 上記粘着テープに代わってポリスチレン発泡体 等のプラスチッ ク発泡体を材料としたマスキング材が提 供されている （特開昭 6 4 — 4 3 3 7 6号、 特開昭 6 4 - 8 5 1 7 1号等） 。 このようなプラスチック発泡体を 材料とするマスキング材は容易に所定の形状に成形出来、 また厚さも大きくすることが出来るので、 マスキング材 を保護個所に取付けたり、 取りはずしたりする作業が極 めて容易になる。 また重要なことは、 このようなマスキ ング材はロボッ トを用いて保護個所に取付けたり取りは ずしたりすることが出来ることである。
    [0010] このようなロボッ トによるマスキング材の自動取付け 取りはずしにあってはロボッ トに円滑にマスキング材を 供給することにある。
    [0011] ロボッ 卜にマスキング材を供給するにはコンベア一に よってマスキング材を集積場所から取付け場所にまで搬 送することが考えられる。 しかしながらロボッ トにおい てはマスキング材の拾い上げ位置は固定されている。 し たがってベルトコンベアのマスキング材拾い上げ位置に 動かないようにマスキング材をセッ トすることが必要で ある。
    [0012] 発明の開示
    [0013] 本発明は上記従来の課題を解決するための手段として、 ベルトコンベア（1 )の前端（11 )でマスキング材（3.)を載置 し後端（12)で該マスキング材（3)を取付装置（5)に拾い上 げ、 該マスキング材（3)を部材（ 6)の保護個所に取付ける にあたり、 該ベルトコンベア後端（12)の取付装置（5)に よる拾い上げ位置に、 ベルトコンベア前端（11 )方向に開 いた形状に配置された左翼および右翼からなるガイ ド板 (41)，（42)あるいは左右一対のカイ ド棒（41) （42)Cから なる位置決め装置（4)を配するマスキング方法を提供す るものである。
    [0014] マスキング材（3.)はベルトコンベア（1 )の前端（11)で載 置されて該ベルトコンベア（1)により後端（12)の取付装 置（5)拾い上げ位置へ搬送される。 該拾い上げ位置にお いては該マスキング材（3)はベルトコンベア（1)の前端 (11 )に向かって開いた形状の左翼および右翼のガイ ド板 (41), (42)または左右一対のガイ ド棒（41.) (42)Cによつ て案内されて位置決め装置（4)の最奥部の拾い上げ位置 にセッ トされる。 このようにして該マスキング材（3)は、 ベルトコンベア（1)の後端（12)で確実にロボッ ト取付装 置（5)によって拾い上げられることが出来る。
    [0015] したがって本発明ではマスキング材をロボッ 卜に自動 供給することが可能になり、 マスキング材取付行程を完 全自動化することが可能になる。
    [0016] 図面の簡単な説明
    [0017] 第 1図〜第 7図は本発明の一実施例を示すものであり、 第 1図は一部省略斜視図、 第 2図はマスキング材斜視図、 第 3図はベルトコンベア後端付近の部分平面図、 第 4図 はマスキング材を拾い上げ位置にセッ トした状態の部分 平面図、 第 5図はマスキング材拾い上げ状態斜視図、 第 6図はマスキング材取付け状態部分側断面図、 第 7図は カセッ トを使用するマスキング材載置方式の説明図、 第 8図および第 9図は他の実施例を示すものであり、 第 8 図はマスキング材斜視図、 第 9図はマスキング材取付け 状態部分側断面図、 第 1 0図〜第 1 5図は更に他の実施 例を示すものであり、 第 1 0図はマスキング材斜視図、 第 1 1図はマスキング材修正前の状態のベルトコンベア 後端付近の部分平面図、 第 1 2図はマスキング材修正時 の状態のベルトコンベア後端付近の部分平面図、 第 1 3 図はガイ ド板によるマスキング材案内時の状態のベルト コンベア後端部付近の部分平面図、 第 1 4図はマスキン グ材を拾い上げ位置にセッ 卜した状態の部分平面図、 第 1 5図はマスキング材取付け状態部分断面図、 第 1 6図 ィ， 口， ハはガイ ド板およびガイ ド棒の他の実施例を示 す平面図、 第 1 7図ィ， πは取付装置の他の実施例を示 す説明図である。
    [0018] 図中、 （1) · · ·ベルトコンベア、
    [0019] (11 ) · · ·前端、 （12)， (12) B · · 後端、
    [0020] (3)，（3)A, (3)B · · · マスキング材、
    [0021] (4) · · ·位置決め装置、
    [0022] (41) , (42) , (41)A, (42)A, (41) B， (42) B · • · ガイ ド板、
    [0023] (41) (42) C · · · ガイ ド棒、 (5) · · 取付装置
    [0024] 発明の詳細な説明
    [0025] 第 1図〜第 4図には本発明の一実施例が示される。 図 において（1)はベルトコンベアであり、 該ベルトコンペ ァ a)の前端 αυで栓形状のマスキング材（3)を載置し、 後端（12)で取付装置（5)に拾い上げる。 該ベルトコンべ ァ α)の後端（12)においてはベルトコンベア α)上に左翼 および右翼のガイ ド板（41)，（42)からなる位置決め装置 (4)が支柱（43)から差出されており、 該ガイ ド板（41)，
    [0026] (42)はベルトコンベア（1)前端（11)方向に開く V字状を なし、 開き角度 Rは 9 0 ° である。
    [0027] マスキング材（3)はポリスチレン、 ポリエチレン、 ポ リプロピレン、 ポリ塩化ビニル、 ポリウレタン、 メラ ミ ン樹脂、 尿素樹脂、 フ ノール樹脂等のプラスチック、 あるいは上記プラスチックに炭酸カルシウム、 タルク、 ベン トナイ ト等の無機充塡剤を混合した強化プラスチッ ク、 あるいは上記プラスチックの発泡体、 スチレン—ブ 夕ジェンゴム、 アク リロニトリル一ブタジエンゴム等の 合成ゴム、 天然ゴム、 木質繊維、 合成繊維、 天然繊維、 無機繊維等をバインダーで結着成形した繊維成形物、 木、 紙、 古紙、 ダンボール、 金属、 あるいは上記材料から選 ばれた二種以上の材料の複合体または積層物などからな り、 第 2図に示すように上側にはフランジ部（31)、 下側 には揷入部（32)が設けられている。 第 1図に示すように 該マスキング材（3)を該ベルトコンベア（1 )の前端（11 )で 逐次ベルトコンベア（1)上に載置する。 該マスキング材 (3)はこのようにしてマスキング材集積場所よりマスキ ング材取付け現場へ搬送され、 それから該ベルトコンべ ァ（1)の後端（12)において第 3図に示すように位置決め 装置（4)に受止される。 そして該マスキング材〔3 )は該位 置決め装置（4)のガイ ド板（41 ) . (42)に案内されて第 4図 に示すように V字状の位置決め装置（4)の最奥部に位置 するようになる。 そしてその位置は該取付装置（5)の直 下になる。 この状態ではマスキング材（3)はベルトコン ベア（1)上を滑動する。 該取付装置（5)は第 5図に示すよ うにゴム、 軟質プラスチック等の軟質弾性材料や硬質プ ラスチック、 金属等の硬質材料からなる吸盤（51)と該吸 盤（51)の取付部（52)に揷着される支持管（53)と、 該支持 管（53)に連絡する真空送風経路（54)とからなり、 図示し ないロボッ トに取付けられており、 該ベルトコ (1 )上に載置され位置決め装置（4)によって取付装置（5) の直下に位置決めされているマスキング材（3)を吸盤（51) に真空吸引して拾い上げる。 そして第 6図に示すように 自動車床裏のような部材（6)の保護すべき孔部（61)に揷 入部（32)を介してマスキング材（3)を装着し、 該取付装 置（5)の吸盤（51)に真空送風経路（54)から送風すると該 マスキング材（3)は該吸盤（51 )から離れる。
    [0028] 本実施例においてはベルトコンベア（1 )は取付装置（5) によってマスキング材（3)を拾い上げる場合には停止す るよう間欠作動させることが望ましいが、 マスキング材 (3)はベルトコンベア（1)上に滑動可能に載置されている から、 ベルトコンベア（1)の間欠作動は本発明にとって 必須のものではない。
    [0029] 本実施例において、 複数個のマスキング材（3 )をベル トコンベア（1)上に逐次載置する場合には作業者が手で 一個ずつ載置してもよいが、 例えば第 7図に示すような 複数個のマスキング材（3)を装填したカセッ トを使用す ることが望ましい。
    [0030] 第 8図および第 9図には本発明に用いられるマスキン グ材（3)Aの他の実施例が示される。 該マスキング材（3)A は図に示すように円筒状本体（31)Aに嵌着孔（32)Aが設け られた構成である。 該マスキング材（3)Aはベルトコンべ ァ（1)の後端（12)において前実施例と同様に位置決め装 置（4)の最奥部に案内され、 その位置において取付装置 (5)の吸盤（51)に真空吸着されて第 9図に示すように部 材（6)のボス部（62)に嵌着され該ボス部（62)を保護する。
    [0031] 第 1 0図〜第 1 5図には本発明に用いられるマスキン グ材（3) Bの更に他の実施例が示される。 該マスキング材 (3) Bは図に示すように角板状本体（31) Bの底面に粘着層 (32) Bが設けられた構成である。 該マスキング材（3)Bは 上面に離型剤を塗布するか、 あるいはポリエチレン、 ポ リプロピレン、 ポリ弗化ビニル、 ポリ弗化ビニリデン等 の離型性シートを被覆した離型性ベルトコンベア（1)B上 に載置され、 後端（12)Βにおいて前実施例と同様に位置 決め装置（4)の最奥部に案内されるのであるが、 第 1 1 図点線に示すように該マスキング材（3) Βは角板状である から、 ベルトコンベア（1)Βの長手方向に対してある程度 傾きがないと、 一対のガイ ド板（41)，（42)間に引掛かつ てしまい位置決め装置（4)の最奥部に案内されることが 不可能になる。 そこで、 該位置決め装置（4)の前段にお いて、 支柱（43)Βから修正棒（41)Βを差出して該マスキン グ材（3) Βに干渉させ、 第 1 2図に示すように該マスキン グ材（3)Βをベルトコンベア（1)Βの長手方向に対してある 程度傾きを与えて修正する。 そうすれば第 1 3図に示す ように該マスキング材（3) Βは一対のガイ ド板（41 )，（42 ) 間に引掛からずに該ガイ ド板（41 )，（42)に案内されて第 1 4図に示すように取付装置（5)直下の位置決め装置（4) の最奥部に位置するようになる。 このようにしてマスキ ング材（3)Bは取付装置（5)の吸盤（51)に真空吸着されて 第 1 5図に示すように部材（6)の保護すべき表面部分（63.) に粘着層（32)Bを介して取付けられる。
    [0032] 上記実施例以外、 位置決め装置（4)においては第 1 6 図ィに示すように左翼および右翼のガイ ド板（41)A， (42) Aを開離させてもよく、 また口に示すように左翼および 右翼のガイ ド板（41)B, (42)Bを U字状に連結してもよい。 なおマスキング材を円滑に案内するためには左翼と右翼 の角度は 9 0 ° 以下とすることが望ましい。 更にマスキ ング材の平面形状が円形の場合はハに示すように一対の 案内棒（41)C, (42)Cが左右に立設されてもよい。
    [0033] 更に本発明においては例えばマスキング材（3)を拾レ、 上げる取付装置として第 1 7図ィに示すような鋏式の取 付装置（5)A、 口に示すような揷針式の取付装置（5)B等を 用いてもよい。
    权利要求:
    Claims

    請求の範囲
    ベルトコンベアの前端でマスキング材を載置し後端で 該マスキング材を取付装置に拾い上げ、 該マスキング材 を部材の保護個所に取付けるにあたり、 該ベルトコ ァ後端の取付装置による拾い上げ位置に、 ベルトコ ァ前端方向に開いた形状に配置された左翼および右翼か らなるガイ ド板あるいは左右一対のガイ ド棒からなる位 置決め装置を配することを特徵とするマスキング方法
    类似技术:
    公开号 | 公开日 | 专利标题
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    同族专利:
    公开号 | 公开日
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    CA2062960A1|1991-10-27|
    EP0480066A1|1992-04-15|
    引用文献:
    公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
    法律状态:
    1991-10-31| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): CA US |
    1991-10-31| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB GR IT LU NL SE |
    1991-12-24| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 2062960 Country of ref document: CA |
    1991-12-27| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1991908565 Country of ref document: EP |
    1992-04-15| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1991908565 Country of ref document: EP |
    1993-06-09| WWW| Wipo information: withdrawn in national office|Ref document number: 1991908565 Country of ref document: EP |
    优先权:
    申请号 | 申请日 | 专利标题
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